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  1. 石岡市議会 2022-11-29
    令和4年第4回定例会(第1日目) 本文 開催日:2022-11-29


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和4年11月29日(火曜日)                   午前10時00分開会 ◯議長(菱沼和幸君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員数は19名でございます。定足数に達しておりますので、ただいまから令和4年第4回石岡市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  この際、日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  初めに、前期定例会において可決いたしました教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書につきましては、お手元に配付いたしました一覧表に示すとおり送付いたしましたので、ご報告申し上げます。  次に、石岡市議会会議規則第85条ただし書の規定に基づき、議長において閉会中に決定いたしました議員派遣は、お手元に配付いたしました一覧表のとおりでありますので、ご報告申し上げます。  次に、監査委員から、令和4年度9月分までの例月出納検査報告書並び石岡市立小中学校に関する令和4年度定期監査報告書が提出されておりますので、ご報告申し上げます。なお、報告書は議会事務局に保管してありますので、ご覧おき願います。  次に、前期定例会において採択いたし、その処理の経過及び結果について請求いたしました請願につきましては、執行機関から報告書が提出されておりますので、ご報告申し上げます。  次に、令和4年度都道府県議会議員及び市区町村議会議員総務大臣感謝状の贈呈についてご報告申し上げます。さきに開催されました令和4年度都道府県議会議員及び市区町村議会議員総務大臣感謝状贈呈式におきまして、鈴木行雄君が勤続35年で感謝状が贈呈されましたので、ご報告申し上げます。  これより伝達式を行います。 2 ◯議会事務局長(神谷一美君) これより感謝状の贈呈を行います。  鈴木行雄議員。 3 ◯議長(菱沼和幸君)                    感 謝 状                                茨城県石岡市                                 鈴 木 行 雄 殿  あなたは35年以上の長きにわたり、市議会議員として地方自治の振興発展に寄与され、住民福祉の向上に尽くされた功績は誠に顕著であります。  よって、ここに深く感謝の意を表します。    令和4年10月24日
                                   総務大臣                                寺 田   稔(代読)  大変におめでとうございます。(拍手) 4 ◯議長(菱沼和幸君) 以上で伝達式を終わります。  次に、地方自治法第121条の規定により、議長において今期定例会に出席を求めた者の職・氏名は、    市    長    谷 島 君      産業戦略部理事    廣 瀬 君    副 市 長     田 所 君      都市建設部長     櫻 井 君    市長直轄組織理事  浅 田 君      教育長職務代理者   井 坂 君    市長公室長     門 脇 君      教育部長       吉 澤 君    総務部長      武 石 君      消 防 長      鈴 木 君    財務部長      佐谷戸 君      会計管理者      鈴 木 君    生活環境部長    鶴 井 君      監査委員事務局長   田 村 君    保健福祉部長    金 井 君      農業委員会事務局長  額 賀 君    保健福祉部理事   豊 崎 君      八郷総合支所長    鈴 木 君    産業戦略部長    塩 畑 君  以上であります。  なお、今期定例会に出席を求めておりました教育長・児島君につきましては、会議を欠席したい旨の申出がありましたので、ご報告申し上げます。  次に、新型コロナウイルス感染症への対策として、質疑や答弁などの発言の際、マスクを着用してこれを行うことを許可いたします。  次に、本日の議事日程は、議事日程表のとおりでございます。  これより議事日程に入ります。             ──────────────────────  日程第1 会期の決定 5 ◯議長(菱沼和幸君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、お手元に配付いたしました会期予定表案に示すとおり、本日から12月16日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(菱沼和幸君) ご異議なしと認め、さよう決しました。             ──────────────────────  日程第2 会議録署名議員の指名 7 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  今期定例会会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、   22番 鈴 木 行 雄 君    1番 鈴 木 康 仁 君 の両名を指名いたします。             ──────────────────────  日程第3 議案第60号ないし議案第69号 8 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、日程第3、議案第60号・令和3年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定についてないし議案第69号・令和3年度石岡市農業集落排水事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定についての計10件を一括して議題といたします。  本案は、いずれも前期定例会において決算特別委員会に付託の上、閉会中の継続審査といたした案件でございます。よって、本案については、決算特別委員長から閉会中における審査の経過と結果の報告を求めます。  決算特別委員長・谷田川 泰君。               〔決算特別委員長・谷田川 泰君登壇〕 9 ◯決算特別委員長(谷田川 泰君) 決算特別委員長の谷田川でございます。これより、決算特別委員会における審査の経過と結果についてご報告を申し上げます。  当委員会は、令和4年第3回定例会に提出されました議案第60号・令和3年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定についてないし議案第69号・令和3年度石岡市農業集落排水事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定についての計10議案について、より詳細に審査をするため、議員全員をもって構成する特別委員会として設置されたものでございます。  当委員会の審査は、閉会中の継続審査として、去る10月25から10月28日までの計4日間の審査日程を取り、説明員として市長及び各担当者の出席を求め、常任委員会及び複合文化施設建設特別委員会所管ごとの審査と総括審査を実施した次第でございます。審査におきましては、決算書及び決算審査意見書参考資料等に基づき、予算執行が適正に行われたかどうか、費用に見合うだけの効果が実現できたかどうかなど、慎重かつ厳正なる審査が行われた次第でございます。  次に、審査における主な質疑について申し上げます。  まず、一般会計の歳入でございます。ここでは、広報いしおかやホームページバナー広告料の収入状況についての質疑や、住宅新築資金等貸付金元利金収入の実績と今後の回収見通しについてなどの質疑がなされたところでございます。  次に、一般会計の歳出でございます。総務費におきましては、公正職務審査会会議開催状況について、戦略的情報発信経費の目標設定の考え方やシステム改修の内容と効果について、市庁舎植栽管理の実績を踏まえた芝生広場の活用の方向性について、将来ビジョンの策定、管理経費における基本構想策定支援業務委託実施内容について、まちかど情報センター建物借上料の実績と今後の在り方についてなどの質疑がなされました。  民生費におきましては、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業における給付状況と全ての申請がなされるような取組について、子育て関係事業における分かりやすい事業名の在り方について、各給付金事業におけるシステム構築委託料の必要性について、生活保護費の減の要因についてなどの質疑がなされました。  衛生費におきましては、小児科休日診療の利用者の状況について、予防接種事業における執行率低下の要因について、新型コロナウイルスワクチン接種事業の実績と評価について、空家対策事業が2つの部にまたがることの課題などについての質疑がなされました。  農林水産事業費におきましては、鳥獣被害対策事業における担当職員の免許取得と今後の隊員確保の考え方について、林業振興経費の執行状況についてなどの質疑がなされました。  商工費におきましては、喫煙マナー向上事業費補助金の交付実績について、コロナ対策としての事業者への給付金の実績と効果について、山車塗装業務委託の実施理由について、観光PR用デジタルスタンプラリー実施内容と効果的な事業の在り方についてなどの質疑がなされました。  土木費におきましては、石岡駅周辺整備事業実施内容と駅東地区を複合文化施設建設候補地とする方針決定の経過について、乗り合いタクシー利便性向上について、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業における繰越しの状況と優先的な事業執行の考え方についてなどの質疑がなされました。  消防費におきましては、消防長交際費の支出内容について、愛郷橋出張所整備事業における解体工事実施設計委託の必要性についてなどの質疑がなされました。  教育費におきましては、小中学校のバス運転業務委託の内容と今後の少子化を踏まえた契約の在り方について、放課後子ども総合プラン運営委託の内容と成果について、東地区公民館借地料の実績と今後の考え方について、図書館文化アドバイザーに対する報償費の支払い実績と適正な執行について、学校体育施設開放事業における体育館照明使用料の検討状況についてなどの質疑がなされました。  次に、特別会計におきましては、国民健康保険税の負担軽減についてなどの質疑がなされました。  そのほか、決算全般にわたる質疑として、普通会計の推移から見た増減の要因について、繰越しや不用額が増加していることに対する考え方について、報酬や報償の根拠に基づく適正な執行について、補助金全体の支出状況と今後の見直しの考えなどについて質疑がなされたところでございます。  以上、4日間にわたる質疑終了後、討論を行ったところ、議案第60号、議案第61号、議案第64号、議案第66号の4議案に対し、認定に反対の立場から討論がございました。  討論終了後、反対討論が行われた4議案について、それぞれ起立により採決を行った結果、いずれの議案も起立多数により認定すべきものと決し、さらに、討論が行われなかった議案第62号、議案第63号、議案第65号、議案第67号ないし議案第69号の計6議案については、全会一致により原案可決及び認定すべきものと決した次第でございます。  以上が、当委員会に付託されました議案の審査の経過と結果でございます。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げまして、結果報告を終わります。 10 ◯議長(菱沼和幸君) 以上で委員長報告は終わりました。  次に、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 11 ◯議長(菱沼和幸君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は、反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。  初めに、反対の討論はございませんか。  12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 12 ◯12番(小松豊正君) 12番・日本共産党小松豊正です。  まず、議案第60号・令和3年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。  第1に、複合文化施設整備事業の決算額は2,221万3,837円となっていますが、この事業について市長は今年の10月11日の特別委員会整備基本計画案を取り下げ、建設場所と建設手法を含む基本理念を来年3月末までに練り直し、5月に市議会に示すと表明をいたしました。このことによって、令和3年度の決算額2,221万3,837円及び関係職員の労力がこれからの事業にどのような意味があったのか検証を要する事態となりました。私はこのような決算を認定することができません。  第2に、令和3年度一般会計予算財政調整基金残高は33億8,859万2,000円となっています。長引くコロナ感染症による経済不況が続く中、この5年間で突出して対前年比伸び率19.9%増となりました。しかし、元は市民の皆さんからお預かりした大切な税金です。市民の暮らしを守るために積極的に、しかも適切に活用されるべきです。  第3に、長い間懸案となっている住宅新築資金等貸付金収入未済額の滞納解決が令和3年度には285万円進みましたが、いまだに3億4,782万4,742円残っていること、さらに東地区公民館の借地料が一月46万2,000円、年間554万4,000円で、依然として異常に高いままとなっています。これらのことはとても市民の理解が得られるものではありません。  以上の理由から、議案第60号・令和3年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。  次に、議案第61号・令和3年度石岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について反対いたします。  令和3年度の収入未済額は前年度から2,141万6,069円少なくなりましたが、調定額の17.32%、3億5,025万9,203円となっています。最も平均所得の少ない国保加入者が最も高い国保税を払っており、依然として高過ぎて払おうにも払えない国保税が貧困を拡大しています。しかし、2億4,823万5,355円の黒字や3億9,229万3,768円の基金積立金を活用して国保税の引下げなどの対策が取られませんでした。  よって、議案第61号・令和3年度石岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について反対をいたします。  次に、議案第64号・令和3年度石岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について反対いたします。  今、介護保険を利用できない人が増えています。利用料が払えない、食費や室料(部屋代)が払えないなどが主な理由とされております。しかし、国においては利用料を2割から3割に引き上げる、福祉用具の貸与を販売にする、介護保険料を40歳以下から30歳以上になど検討されています。市民の願いに逆行するものです。  介護の仕事は激務で本当に大変な仕事です。しかし、その仕事に見合う待遇の改善も不十分です。関係者が懸命に努力されていることは十分承知していますけれども、まだまだ市民の立場から見れば不十分だと言わなければなりません。介護に対する市民の希望をかなえていくためにも、日本共産党介護保険制度の改悪に反対するとともに、財政調整基金などを活用した一般会計からの繰入れ、何より国や県からの支出金の増額を求めるものです。  以上、中心点を申し上げ、議案第64号・令和3年度石岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について反対いたします。  次に、議案第66号・令和3年度石岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について反対いたします。  後期高齢者医療保険制度は75歳以上のお年寄りをほかの医療保険制度から切り離して独自の医療保険としたものです。年を追うごとに保険料が上がっていくことが想定されます。今、窓口負担の1割から2割負担で大きな問題になっています。75歳以上のお年寄りが苦境に立っているのは国の政策に問題があります。県の広域連合も、保険料の引下げに応じないどころか逆に値上げをしています。直接保険料を集め、県広域連合に納入しているのは市の行政の仕事になっています。  よって、私は、政府に対して、後期高齢者医療保険制度の廃止を強く求め、議案第66号・令和3年度石岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に反対いたします。  以上、議員各位の賛同を心からお願いいたしまして、令和3年度歳入歳出決算10議案のうち4議案に反対する討論を終わります。 13 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(菱沼和幸君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第60号・令和3年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。
     本案に対する委員長報告は認定すべきものでございます。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 15 ◯議長(菱沼和幸君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(菱沼和幸君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第61号・令和3年度石岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する委員長報告は認定すべきものでございます。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 17 ◯議長(菱沼和幸君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長(菱沼和幸君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第64号・令和3年度石岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する委員長報告は認定すべきものでございます。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 19 ◯議長(菱沼和幸君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(菱沼和幸君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第66号・令和3年度石岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に対する委員長報告は認定すべきものでございます。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 21 ◯議長(菱沼和幸君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯議長(菱沼和幸君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。  次に、議案第62号・令和3年度石岡市駐車場特別会計歳入歳出決算認定について、議案第63号・令和3年度石岡市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第65号・令和3年度石岡市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第67号・令和3年度石岡市水道事業会計未処分利益剰余金の処分及び決算認定についてないし議案第69号・令和3年度石岡市農業集落排水事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定についての計6件を一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも認定すべきもの、原案可決及び認定すべきものでございます。  お諮りいたします。本案はいずれも委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(菱沼和幸君) ご異議なしと認め、さよう決しました。             ──────────────────────  日程第4 請願第10 24 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、日程第4、請願第10・石岡市道B0104号線の排水工事及び歩道整備工事の実施に関する請願を議題といたします。  本件は、前期定例会において産業建設委員会からの申出により継続審査としていた案件でございます。よって、本件については産業建設委員長から委員会における審査の経過と結果の報告を求めます。  産業建設委員長・高野 要君。               〔産業建設委員長・高野 要君登壇〕 25 ◯産業建設委員長(高野 要君) 産業建設委員長の高野でございます。  当委員会に審査を付託されました請願第10・石岡市道B0104号線の排水工事及び歩道整備工事の実施に関する請願における当委員会の審査の経過と結果を申し上げます。  本請願は、令和4年第2回定例会において審査付託され、慎重なる審査を実施いたしました。  本請願の趣旨は、石岡市道B0104号線の排水工事及び歩道整備工事の実施について、当該市道については排水整備がされていないため、降雨後水たまりが発生する状況となっていること、また、歩道も整備されていないため、歩行者や自転車の通行に危険な状況となっていることから早急な対応を求めるものでございます。  審査においては、現在の道路状況について執行部に説明を求めたところ、排水については降雨後一部水たまりが数か所確認されていること、また、歩道整備に関して、交通量はあるものの通行者は少なく、今回要望箇所の歩道整備を行うとなると1億円ほどの費用がかかるなどの説明がありました。  執行部から説明を受け、委員からは、歩道は後々考えてもいいのではないか、今回は排水工事で水たまりの修繕でいいのではないか、排水に関してもごく一部ではないかといった意見や、歩道整備に関しては、これからの高齢化に向けて歩道ができる環境づくりという観点からも年次計画を立てればいいのではないかとの意見が出されました。  続く討論において、討論する者はなく、採決いたしましたところ、起立少数で不採択すべきものと決した次第でございます。  以上が請願第10における審査の経過と結果の報告でございます。  議員各位におかれましては、当委員会の審査の結果にご賛同賜りますようお願い申し上げ、委員長報告を終わります。 26 ◯議長(菱沼和幸君) 以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯議長(菱沼和幸君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。  初めに、反対の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(菱沼和幸君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  請願第10・石岡市道B0104号線の排水工事及び歩道整備工事の実施に関する請願を採決いたします。  本件の採決は、電子採決により行います。  本件に対する委員長報告は、不採択とすべきものでございます。よって、可を諮る原則に従い、本請願を採択することに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 30 ◯議長(菱沼和幸君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯議長(菱沼和幸君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成少数であります。よって、本件は不採択とすることに決しました。             ──────────────────────  日程第5 議案第83号、議案第84号 32 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、日程第5、議案第83号・令和4年度石岡市一般会計補正予算(第10号)、議案第84号・石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについての計2件を一括して議題といたします。  直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 33 ◯市長(谷島洋司君) 本日、ここに提案いたしました議案について概要をご説明申し上げます。  議案第83号及び議案第84号の2件につきましてご説明を申し上げます。  議案第83号・令和4年度石岡市一般会計補正予算(第10号)、今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,736万4,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ367億8,142万7,000円とするものでございます。  補正予算の編成に当たりましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した物価高騰対策等に要する経費を基本的な考え方として予算の計上をいたしたものでございます。  財源といたしましては、国庫支出金1億8,113万円を増額し、使用料及び手数料75万円及び諸収入5,301万6,000円を減額するものでございます。  補正予算の概要につきましては、第1表の歳入歳出予算補正のとおりでございます。  補正事項の主な内容を申し上げます。  最初に、総務費の住民基本台帳事務費65万5,000円でございます。マイナンバーカードの普及促進と生活者支援として負担軽減を図るため、コンビニエンスストア等の多機能端末を使用して各種証明書を取得する際の交付手数料を引き下げるとともに、当該サービスを利用するに当たり、市が負担する手数料を増額するものでございます。  次に、民生費の障害者福祉施設物価高騰対策支援事業1,989万5,000円及び高齢者福祉施設等物価高騰対策支援事業4,709万円でございます。こちら2件は、光熱費高騰の影響を受ける市内の障がい者福祉施設及び高齢者福祉施設等に対し、電気料金等の一部を支援するための経費を計上するものでございます。  次に、同じく民生費の保育施設物価高騰対策支援事業2,359万4,000円でございます。物価及び光熱費高騰の影響を受ける市内の保育施設に対し、食材費及び電気料金等の一部を支援するための経費を計上するものでございます。  次に、衛生費の医療機関等物価高騰対策支援事業2,244万3,000円でございます。光熱費高騰の影響を受ける市内の医療機関等に対し、電気料金等の一部を支援するための経費を計上するものでございます。  次に、農林水産業費の畜産振興経費501万6,000円でございます。飼料価格高騰の影響を受ける乳用牛及び肉用牛を飼育する市内の畜産業者に対し、飼料代の一部を支援するための経費を計上するものでございます。  次に、土木費の公共交通事業者支援事業708万5,000円でございます。燃料価格高騰の影響を受ける市内の公共交通事業者に対し、燃料費の一部を支援するための経費を計上するものでございます。  また、歳入において、子育て世帯の家計負担軽減のため、学校給食費納付金3か月分を減免するものでございます。  次に、議案第84号・石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、マイナンバーカードの普及促進のため、令和4年12月26日から令和5年3月31日まで、コンビニエンスストア等の多機能端末機を使用する交付手数料を引き下げるため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  以上、提案いたしました各議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 34 ◯議長(菱沼和幸君) 以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  なお、質疑を行う議員におかれましては、質疑の前に一括方式と一問一答方式のいずれを選択するか、あらかじめ発言願います。  質疑はございませんか。
     21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 35 ◯21番(高野 要君) 21番・高野 要です。一問一答方式で伺ってまいります。  議案第83号・石岡市一般会計補正予算(第10号)のうち、初めに歳出13ページ、款6農林水産業費、項、農業費、目4畜産業費、説明欄、畜産振興経費501万6,000円についてを伺います。節18負担金補助及び交付金、粗飼料価格高騰対策事業支援金500万4,000円の補助の内容についてをお伺いいたします。 36 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 37 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁申し上げます。粗飼料価格高騰対策事業支援金についてでございますが、こちらは牧草を乾かした餌の粗飼料高騰の影響を受けてございます乳用牛、肉用牛の飼養者に対しまして事業の継続と回復を支援するための事業を創設させていただいたところでございます。  以上でございます。 38 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 39 ◯21番(高野 要君) 次に、500万4,000円の積算根拠についてをお伺いいたします。 40 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 41 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) 積算根拠につきましてご答弁申し上げます。市内に農場を保有する乳用牛及び肉用牛の飼養者を対象としており、乳用牛1頭当たり5,000円で815頭分407万5,000円と肉用牛1頭当たり1,000円で929頭分92万9,000円の計500万4,000円を積算してございます。  以上でございます。 42 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 43 ◯21番(高野 要君) 次に、この補助金の財源について伺います。財源は国県支出金501万6,000円となっており、歳出と同額となっておりますが、これらに関わる費用は全て国や県からの補助で行うものと考えてよろしいのか伺います。 44 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 45 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁申し上げます。議員おっしゃるとおり、財源につきましては新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。  以上でございます。 46 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 47 ◯21番(高野 要君) 酪農家の方には質問が大変失礼かと思うんですが、なぜ今回牛だけに補助を行うのか。石岡市には畜産と言っても豚や鶏がいるかと思います。ほかの畜産農家へ補助は出さずになぜ牛の事業者へのみ補助金を交付するのか。この理由についてをお伺いいたします。 48 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 49 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁申し上げます。畜産飼料は粗飼料と配合飼料に大きく分類されており、豚や鶏などはトウモロコシ等を原料とする配合飼料を主な餌としてございます。この配合飼料につきましては、価格高騰の際に配合飼料価格安定制度による基金が創設されているところでございます。しかしながら、乳用牛や肉用牛には配合飼料のほかに牧草等の粗飼料が必要となり、飼料価格上昇に対する緩和制度がないことから、今回粗飼料高騰対策といたしまして支援事業を創設したところでございます。  以上でございます。 50 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 51 ◯21番(高野 要君) そうすると、今まで粗飼料に対しては何ら対応はしていなかったということでよろしいですか。 52 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 53 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) 議員おっしゃるとおりでございます。 54 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 55 ◯21番(高野 要君) もう一つ細かくなりますが、先ほどこの粗飼料に対しての1頭当たりのお話を聞きましたけど、それによって今酪農家が廃業に追い込まれるような状況にあるかと思いますけれども、金額が500万と聞いて私も驚いているんですが、潤うだけの助成というか、補助になっているのか。ちょっとそこをお伺いいたします。分かってはいるんですけど、お伺いいたします。 56 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 57 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁申し上げます。今回乳用牛5,000円、それから肉用牛1,000円の補助をさせていただいたところではございますが、令和3年6月から令和4年5月までの1年間に粗飼料の値上げは続いておりまして今も続いているわけでございますが、1トン当たり1万円以上の値上げとなっているところでございます。  乳用牛は年間2トン程度粗飼料を食べるため2万円以上の値上げとなっておりまして、このうち4分の1の支援をさせていただいているところでございます。また、肉用牛につきましては、粗飼料を食べる量が乳用牛の5分の1程度であることから、1頭当たりにしますと1,000円ということになりますが、支援をしているところでございます。議員おっしゃるとおり、まだまだこの程度ではなかなか今置かれている状況を鑑みますと大変な状況であると認識をしてございます。  以上でございます。 58 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 59 ◯21番(高野 要君) 分かりました。では、歳入のほうで伺います。先ほどの粗飼料の補助金はコロナの関係ということでページを戻りまして9ページ、款10国庫支出金、項、国庫補助金、目1総務費国庫補助金、第1、総務管理費補助金、説明欄、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億8,113万円についてをお伺いいたします。  先ほどの粗飼料へ補助金が501万6,000円、これが一部当たっていると思いますが、残りの金額はどれに充てられているのかをお伺いいたします。 60 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・門脇君。 61 ◯市長公室長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。交付金の残りの金額につきましては、今回の補正予算(第10号)の各事業に充てられてございます。具体的には、補正予算書10ページから始まる歳出の特定財源の国県支出金に振り分けがされてございます。  款ごとに主な事業などを申し上げます。まず最初に、総務費ですが、住民基本台帳事務費の1事業でございます。次に、民生費でございます。障害者福祉施設物価高騰対策支援事業など3事業でございます。次に、衛生費でございます。医療機関等物価高騰対策支援事業の1事業でございます。次に、土木費でございます。公共交通事業者支援事業の1事業でございます。最後に、教育費でございます。目の学校給食センター費の学校給食費納付金の減免分に充ててございます。  以上でございます。 62 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 63 ◯21番(高野 要君) 分かりました。様々な事業に充てられているわけですが、この交付金が充てられる事業内容と今回のこの事業に振り分けた理由をお伺いいたします。 64 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・門脇君。 65 ◯市長公室長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。これまで新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した各種事業等の展開を図ってまいりました。令和4年9月に入りまして、国におきましてエネルギー、食料品価格等の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者に対し、重点的に効果的に活用することを目的に、臨時交付金の中に新たに電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金、略して重点交付金が創設されたものでございます。対象事業として国から大きく8つの推奨事業が示されてございまして、その項目に基づいた検討をしたものでございます。  生活者支援といたしましては、1つとして、エネルギー、食料品価格等の物価高騰に伴う低所得者世帯支援、2つとして、エネルギー、食料品価格等の物価高騰に伴う子育て世帯支援、3つ目に、消費下支え等を通じた生活者支援、4つ目に、省エネ家電等への買換え促進による生活者支援の4項目と、事業者支援といたしまして、5つ目として、医療、介護、保育施設、公衆浴場等に対する物価高騰対策支援、6つ目といたしまして、農林水産業における物価高騰対策支援。7つ目でございます。中小企業に対するエネルギー価格高騰対策支援。最後の8つ目でございます。地域公共交通や地域観光業等に対する支援の合計8項目でございます。以上の国の推奨事業の中で全部局等におきまして交付金の活用検討を行いまして、全体の調整を経て各事業に交付金を振り分けたものでございます。  事業の検討過程でございますが、交付金の制度内容を全部局に周知をいたしまして、これを各部局等ではこれまでの交付金事業とのバランスなども考慮しながら事業計画案を作成いたしまして、その提案を取りまとめ、精査し、最終的に市としての事業計画内容を決定したものでございます。なお、本交付金につきましては、令和5年度への繰越しに関する対応などについて国から示されていないことから、年度内に事業完了ができるよう検討したものでございます。  以上でございます。 66 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 67 ◯21番(高野 要君) では、粗飼料への補助金は約500万円です。先ほどもお話ししたように、なぜ牛だけの補助金なのか。この臨時交付金は牛だけに特化して交付できるものなのかどうかを、臨時交付金の内容について特化したものなのか。臨時交付金の内容についてをお伺いいたします。 68 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・門脇君。 69 ◯市長公室長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。粗飼料に係る支援金につきましては、先ほど申し上げました国の推奨項目のうち、農林水産業における物価高騰対策支援として事業計画を作成しているものでございますが、重点交付金の制度としてあらかじめ牛のみを対象としているものではございません。重点交付金の制度の枠内において地域の実情に応じた対応を設計することができるものとなってございます。  以上でございます。 70 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 71 ◯21番(高野 要君) 私が思いますに、石岡でいえば、牛や豚、鶏だけではありません。米農家、野菜農家も肥料や燃料の単価が上がって苦しんでおります。家畜、家禽は飼料を食べます。米等々は何を食べるんでしょうか。肥料です。米、農作物の飼料は肥料なのです。私はそういったことも考えるべきではないのかなと思います。  それで、今申し上げましたように、この臨時交付金を活用して石岡の農業全体を補助していくような考えはあるのかどうか。ですから、牛屋さんが悪いとか誰が悪いとかじゃないんです。皆さんに廃業とかそういったように追い込まれて困っている。それは順番はあるでしょうが、そういったところへ率先して補助をしていくと。今まさにそういうことをするときだと思うんですね。今までは何もしてこないんですから。そのような考えがあるのかどうかを伺います。 72 ◯議長(菱沼和幸君) 産業戦略部長・塩畑君。 73 ◯産業戦略部長(塩畑浩行君) ご答弁申し上げます。農業全体への補助でございますが、肥料高騰への支援策といたしまして、国では、肥料価格高騰対策事業を実施し、肥料代高騰分の一部を助成しているところでございます。また、県では、化学肥料から堆肥等への転換の取組に対しまして支援を行っているところでございます。  さらに、本市におきましても、8月の臨時議会において認定農業者燃油高騰対策応援給付金を創設いたしまして、農業の担い手でございます認定農業者を対象として支援を行わせていただきました。しかしながら、議員おっしゃるとおり、市内の農業者は肥料や燃料の高騰によりまだまだ大変な思いをされているものと認識してございます。そのため、今後も国、県の動向を注視しながら財源を確保し、農業者にとって効果的な支援策を引き続き調査研究して取り組んでまいりたいと思っております。  以上でございます。 74 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 75 ◯21番(高野 要君) そうですね、石岡にはたくさんの農家があります。今回の補助は粗飼料への補助だけということです。これも大変いいことですが、石岡市の農業を守っていくために、やはりここでこういった機会に様々な角度から検討を行い、皆さんが農業を続けていけるよう、廃業などというような言葉を聞かない効果的な交付金の活用を私は最後にお願いするところでございます。市長の見解をお伺いいたします。 76 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 77 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。畜産農家における飼料価格高騰については、大変厳しい経営状況に置かれていると認識してございます。その中でも、牛の粗飼料価格高騰に対する支援制度がない状況となっていることから、畜産経営を維持し、安定させるために緊急的支援が必要なものと考えてございます。  議員おっしゃるとおり、今後も畜産農家に限らず、ほかの農業者への支援につきましても財源を確保できるよう努めるとともに、引き続き本市の農業発展のために必要な支援の調査研究をしてまいりたいと思います。 78 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 79 ◯21番(高野 要君) やはり農家はいろんな課税もありますし、米もあります。たくさんございますので、今一番苦しい。そこへ手を差し伸べるということ、これはもう当然のことだと思いますが、誰もが事業者でございます。苦しいときは誰も苦しい。公平公正に慎重にこの事業は進めていただきたい。要望とか、そういったことがあったからこれに飛びつこうじゃなくて、部局で真剣に取り組んで、農家の方の経営の維持を本当の補助という意味でしていただきたいと思います。お願いをいたしまして、私の質問を終わります。 80 ◯議長(菱沼和幸君) 暫時休憩といたします。10分程度といたします。                   午前11時01分休憩             ──────────────────────                   午前11時11分再開 81 ◯議長(菱沼和幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑はございませんか。  12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 82 ◯12番(小松豊正君) 12番・日本共産党小松豊正です。  令和4年度石岡市一般会計補正予算(第10号)に対する議案質疑を一問一答方式で行ってまいります。先ほど先輩議員がもう質問されておりますので、できるだけ重複を避けて質問してまいりたいと思います。  まず、この補正予算(第10号)の性格、中身についてであります。事項別明細書の8、9ページにありますけれども、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、定額1億8,113万円となっているわけですけれども、これは政府が新型コロナ、あるいは円安という中で今国民全体が物価高騰で生活が本当に大変です。  これは、石岡の様々な福祉施設、もう同様な電気料金が上がって、そういうことになっていて大変な状況です。それに対して、国がこういう名目で石岡市になりますと定額で1億8,113万という額になるというふうに思いますけれども、石岡市はなぜこういうふうになるのか。つまり、国の予算を決めて県と市町村となるわけですけれども、なぜこういうふうに石岡は1億8,113万円になるのか。この辺の事情についてちょっと説明してもらいたいと思います。 83 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・門脇君。 84 ◯市長公室長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。国の重点交付金の財源といたしましては、令和4年度一般会計新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰対策予備費から4,000億円、2つ目といたしまして、令和4年度一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備費、こちらは8,000億円のうち留保された2,000億円でございまして、こちらを合わせた6,000億円を重点交付金としたものでございます。  このたびの重点交付金の石岡市に関する交付限度額でございますけれども、こちらは今回予算計上してございます1億8,113万円を交付限度額として国から示されているところでございます。こちらの算出につきましては、人口や物価上昇率など18項目ほどということでお聞きしてございますけれども、そういったものを基礎として算出した額ということで配分がされている状況でございます。  以上です。 85 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 86 ◯12番(小松豊正君) 今回の額で石岡市にとっては何回目の地方創生臨時交付金になるんですか。 87 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・門脇君。 88 ◯市長公室長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。令和4年度につきましては、これまで5回ほど補正予算を組ませていただいてございます。 89 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕
    90 ◯12番(小松豊正君) 総額は幾らで、そして、今その前の地方創生臨時交付金の残というのはどうなっているんでしょうか。 91 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・門脇君。 92 ◯市長公室長(門脇 孝君) お答え申し上げます。5回で7億5,690万円予算を計上させていただいてございます。実績につきましては今現在進捗中でございますので、今後になるかと思います。  以上です。 93 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 94 ◯12番(小松豊正君) 最後の言葉がよく聞こえなかったんですけれども、残金がどうなるかというのはやってみなきゃ分からないという意味ですか。つまり、進行中だから。そういう意味で答えたんですか。 95 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・門脇君。 96 ◯市長公室長(門脇 孝君) お答え申し上げます。配分を受けている交付金につきましては全て予算計上してございます。そこから実績、入札差金などがございまして、最終的に実績で幾ら余るかはちょっとまだそこは進捗中ですので、よろしくお願いいたします。 97 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 98 ◯12番(小松豊正君) その点は分かりました。それで、次の質問は同じページ、事項別明細書8、9ページに学校給食費納付金現年度分マイナス5,301万6,000円とあります。これは先ほど市長もちょっと説明になったかと思うんですけれども、もう一度確認したいんですけど、これは小学校、中学校の学校給食費を石岡市においては1月分、2月分、3月分ともらわないと。だから、マイナスと。最初から取らないと。だから、この収入の歳入の部でマイナスと、こういう意味で捉えていいんですか。質問いたします。 99 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 100 ◯教育部長(吉澤房江君) お答えいたします。議員お見込みのとおり、3学期分3か月について給食費をもらわないという形で免除する予定となっておりますので、給食費の歳入を減額するものでございます。対象としては小学生と中学生全員ということになっております。 101 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 102 ◯12番(小松豊正君) 今、これは新聞報道によると、日立市でも同じように1月から3月分を小学校、中学校の学校給食費は取らないと。非常にいいことだというふうに新聞に報道されておりまして、これを石岡でもやると積極的な意味合いがあるというふうに思うんですけれども、これは全国的に国で指摘、指導とかそういうことがあるんですか。それともそういうのはなくて、実際独自の判断でやると。だから、今回の地方創生臨時交付金の使い方についても、日立、石岡みたいに取らないというところもあるし取るところもあると。こういうふうに考えるのが正しいのか。その辺を分かれば教えてください。 103 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・吉澤君。 104 ◯教育部長(吉澤房江君) お答えいたします。国のほうの今回の重点地方交付金の推奨メニューの中にエネルギー、食料品価格等の物価高騰に伴う子育て世帯支援というメニューがありまして、その中には物価高騰による小中学生の保護者の負担を軽減するための小中学校等における学校給食費等の支援というような例示がございます。しかし、これについては国、県のほうから推奨となっているだけですので、それを行うかどうかにつきましては各市町村の判断になると考えてございます。 105 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 106 ◯12番(小松豊正君) そういう一定の方向性の中で石岡市としてそれをやるというのは非常にいいことだと。これはみんな喜ぶと思います。今本当に大変ですから。それで、学校給食費が払えないから、私は学校給食で食べられないみたいな話も聞くわけなので非常に深刻な状況で、これは非常に積極的な意味があるというふうに思います。  次に、ちょっと先輩議員の質問とダブりを避けて聞いていきますけれども、11ページにある住民基本台帳事務費手数料というのは今の感染症の地方創生臨時交付金とか関係があるんですか。どういう関係になるのか、台帳事務手数料というのは。 107 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 108 ◯生活環境部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。住民基本台帳事務費65万5,000円の手数料でございますけれども、こちらは手数料を減額いたしまして、84号の条例にございます現手数料の300円を150円に引き下げた場合、実施した際に1月、2月、3月でおおむね5,000件相当の増額を見込み、その手数料として1件当たり117円の手数料の増額を見込んでいるものでございます。  こちらでございますけれども、先ほど市長公室長から答弁がありましたとおり、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の中に創設されております電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金がございまして、その中での推奨事業メニューが8つございますが、その中の1つにございます消費下支え等を通じた生活者支援の推奨事業メニューの中に、マイナンバーカードを利用して各種証明書を発行することができるコンビニ交付サービスにおける各種証明書発行手数料の減額による負担軽減も含むという形で今回進めさせていただく事業の1つでございます。  以上でございます。 109 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 110 ◯12番(小松豊正君) 次に、同じページですけれども、障害者福祉施設物価高騰対策支援交付金1,982万6,000円ですね。障がい者福祉施設は民間もあるし、公的なものもあるかと思いますけれども、これは民間、市の施設関係なく、こういう障がい者福祉施設の物価高騰対策、つまり、電力料金などに充てるというふうに大ざっぱに考えていいものなんですか。その中身はどういうことになるんですか。 111 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 112 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。こちらの対象となる経費ですけれども、電気、ガス代、灯油代などの燃料経費に対する支援を想定してございます。  以上でございます。 113 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 114 ◯12番(小松豊正君) 同様ですけれども、その次に書いてある高齢者福祉施設の関係も同じ考え方でいいということですかね。 115 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 116 ◯保健福祉部長(金井 悟君) 民生費から衛生費に計上させていただいております保健福祉施設等への物価高騰対策支援事業の4事業につきましては、同様の考え方で交付金を交付する予定でございます。  以上でございます。 117 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 118 ◯12番(小松豊正君) 次に、保育施設物価高騰対策支援交付金2,354万円ですけれども、保育施設といいますと市立保育所もあるし、民間の保育施設もあります。こういうものにはどういうふうなイメージで交付金が分けられて支給されるのか質問したいと思います。 119 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 120 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。保育施設物価高騰対策支援交付金の内訳でございますけれども、大きく分けて食料費の支援と光熱費の支援がございます。  食料費につきましては、市内の各在籍児童数に1か月550円掛ける12か月分ということで各施設に交付する予定でございます。また、光熱費につきましては、市内24施設の規模、形態に応じまして74万円から113万6,000円の5段階に金額を振り分けまして、それぞれに電気、ガス、灯油、重油の支援として交付する予定でございます。なお、その施設のうち地域子育て支援拠点事業を実施している施設には8万6,000円を上乗せする予定でございます。  以上でございます。 121 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 122 ◯12番(小松豊正君) 次に、医療機関等物価高騰対策支援交付金2,237万8,000円ですけれども、これはどんなものにどういうふうな基準で、医療機関もいろいろありますよね。病院もあるし、個人的なお医者さんもいらっしゃるんですけれども、これはどういうふうに考えていますか。 123 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部理事・豊崎君。 124 ◯保健福祉部理事兼健康増進担当(豊崎康弘君) 対象は先ほど保健福祉部長が言ったとおり光熱費等を対象としてございます。議員おっしゃるとおり、医療機関は大規模から小規模の医院までいろいろございますので、こちらとしては4段階に分けてございます。  まず、病院に関しては100床以上が5施設、11床から100床未満が4施設、有床診療の10床以上が4施設、10床未満が2施設、それから診療所が28施設、歯科が36施設、助産所が1施設、合計80施設それぞれにランクづけをして金額を変えて交付する予定でございます。  以上です。 125 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 126 ◯12番(小松豊正君) それじゃ、12ページから13ページにございます公共交通事業者支援金708万5,000円ですね。公共交通事業者というのは、いわゆるバス会社とか、みんな公共に関係していると思いますけれども、そういう理解でよろしいんですか。 127 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・櫻井君。 128 ◯都市建設部長(櫻井正洋君) ご答弁申し上げます。対象事業者でございますけれども、市内に本社、事業所を有する公共交通事業者といたしまして、バス事業者並びにタクシー事業者及び代行事業者を想定しております。  以上でございます。 129 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 130 ◯12番(小松豊正君) 一応個別の質問はあれですけれども、今、私が質問していろいろ明らかになった点もありますけれども、学校給食費の納付金ですね。1月から3月までそういう点では無償と。取らないで学校に来て給食を食べてもらうという非常に積極的な意味があると思います。しかし、全体としてこの石岡で1億幾らという額、それ自体をずっと分けていくと非常に少ないと。  いいことだけれども、新型コロナウイルス感染症対策対応としては額が少ないんじゃないかというのが私の感想といいますか、見解なんだけれども、この辺を市長はどのようにお考えですか。額そのものについて。今、石岡市でものすごく多岐にわたる様々な施設に渡るようになっているんだけれども、額はもっと多くなきゃ駄目だというふうに思いますが、その辺の見解があればお答え願います。 131 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 132 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。今回の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、エネルギー、食料品価格等の物価高騰の影響を受けている生活者、あるいは事業者の支援を目的により重点的、効果的に活用することとされております。皆さんもご存じのとおり終わりの見えない物価高騰によりまして電気やガス等の光熱費や送迎費、送迎や訪問のためのガソリン代など、市民の方々が日々利用されている医療施設や介護施設、教育福祉施設などにおいても費用の負担が増大しております。  このような中、現状の負担の軽減を図るため、できるだけ早く支援金を給付し、施設等を利用している方々が安心して利用できるよう、またそこで働く職員の方々が安心して従事していただけるよう努めてまいりたいと今回の予算を計上したところでございます。議員お話しのとおり、まだまだ支援の行き届かないところもあると思います。しっかり精査しながら、効率的な予算配分を考えてまいりたいと思ってございます。 133 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 134 ◯12番(小松豊正君) 市長から答弁がありましたように、やはりいち早く関係者の手に届くようにということで、今日の開会日に先議してこの議案を提案するというふうに理解しているところです。  以上で議案第83号は終わりまして、一括ということなので、議案第84号についての議案質疑を行いたいと思います。  基本的な問題について質問していきたいと思いますけれども、まず現時点において納税証明書、住民票、謄本または抄本の写し、印鑑登録証明書、これを発行してもらう場合にはどういう手続で幾らお金がかかってどういうふうになっているのか。現状について説明してもらいたいと思います。 135 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 136 ◯生活環境部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。コンビニエンスストアでの証明書交付でございます。こちらにおいては多機能の機械がございますコンビニエンスストアでの発行となります。まず、住民の方においてはマイナンバーカードを取得していただきまして、そちらでいわゆる多機能のキオスク端末で申請をしていただくものでございます。  手数料については、現行それぞれ5種目が300円という形でいただいておるものでございます。今回その手数料を改正によりまして150円に値下げをした中でマイナンバーカードの普及促進を図ってまいりたい、そういった事業でございます。  以上でございます。 137 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 138 ◯12番(小松豊正君) マイナンバーカードは政府が盛んに普及促進を図っているけど、これはなかなか5割もいかないということでマイナンバーカードについてもいろいろ議論があります。マイナンバーカードをつくると全部分かっちゃうということで、そういう基本的な反対意見もあってやらない人もいる。しかし、政府はこれをやりたいと、普及したいというふうになって一定の対立があるんですけれども、そうするとマイナンバーカードをつくって、それでコンビニでこういうのを発行する場合には今の300円が150円になるからマイナンバーカードを普及したほうがいいんじゃないですかと、こういうことも考えているわけですね。ですから、これはそういう点で一人一人の考え方を300円から150円にすることで誘導するという問題があるかと思うんですよね。そういう条例改正が今出されているということで、これはいろいろ議論があるところだと私は思います。  それから、これも12月16日の本会議の最終日を待たずになぜ開会日に先議する必要があるのかということなんですけれども、後で見ますと実際に先ほど出てきたように12月の何日かからこれをもう実施に移したいということで、本会議の最終日とその期間には間がないということで多分先議するということで今日先議になったと思うんですけれども、そういう理解でいいですか。 139 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 140 ◯生活環境部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。小松議員おっしゃるとおりその内容です。市としましては、こちらのコンビニエンスストアでの発行に係ります地方公共団体情報システム機構と契約を結んでおりますので、そちらの変更契約を議決後締結しながら早急に実施したいと。そういった形で12月26日となったものでございます。  以上でございます。 141 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 142 ◯12番(小松豊正君) だから、マイナンバーカードを取らなければコンビニで納税証明書、住民票、謄本、抄本、印鑑登録証明書は発行してもらえないと。マイナンバーカードを結びつけて300円が150円になるということですね。そういうことについてはちょっと私は問題があるんじゃないかと思っているんですけれども、市長はどのようにお考えですか。今、石岡のマイナンバーカード普及率は何%ですか。 143 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鶴井君。 144 ◯生活環境部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。マイナンバーカードの交付率といたしまして、11月13日時点でございますけれども、47.7%となってございます。  以上でございます。 145 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 146 ◯12番(小松豊正君) なかなか5割を超えないんですよ。それは何も市民がサボタージュしているわけじゃなくて、ある意味、自分の財産とかなんとかを統一的にどこかで握られるということに対する拒否感といいますか、賛成できないということがあるわけですよね。そういうことをよく考えて行政側はやらないとうまくいかないんじゃないかというふうに、私はこのことを見て最初何でこんなことをやるのか分からなかったんだけど、今、議案質疑をしながらそういうことがあると、問題を抱えているというふうに思わざるを得ないところです。  以上で議案質疑は終わります。 147 ◯議長(菱沼和幸君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 148 ◯議長(菱沼和幸君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 149 ◯議長(菱沼和幸君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。
     討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は、原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。  初めに、反対の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 150 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯議長(菱沼和幸君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第83号・令和4年度石岡市一般会計補正予算(第10号)、議案第84号・石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについての計2件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。本案はいずれも原案のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 152 ◯議長(菱沼和幸君) ご異議なしと認め、さよう決しました。             ──────────────────────  日程第6 議案第85号ないし議案第102号 153 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、日程第6、議案第85号・令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)ないし議案第102号・指定管理者の指定について(石岡市ふれあいの森)の計18件を一括して議題といたします。  直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 154 ◯市長(谷島洋司君) 議案第85号ないし議案第102号の計18件につきましてご説明申し上げます。  議案第85号・令和4年度石岡市一般会計補正予算(第11号)、今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ16億3,461万7,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ384億1,604万4,000円とするものでございます。  補正予算の編成に当たりましては、国、県の補助事業の追加、変更等に伴う経費、緊急性の高い事業等に対応する経費、光熱費高騰に対応する経費及び人事院勧告等に伴う人件費補正を基本的な考え方として予算の計上をいたしたものでございます。  財源といたしましては、使用料及び手数料1,000円、国庫支出金7億1,583万7,000円、県支出金182万円、寄附金1,021万6,000円、繰越金2億951万2,000円、諸収入4,203万1,000円及び市債6億5,550万円を増額し、繰入金30万円を減額するものでございます。  補正予算の概要につきましては、第1表の歳入歳出予算補正のとおりでございます。  繰越明許費につきましては、上曽トンネル整備事業の1件で第2表のとおりでございます。  債務負担行為の補正につきましては、清掃業務委託料、本庁舎のほか9件で第3表のとおりでございます。  地方債の補正につきましては、上曽トンネル整備事業の1件で第4表のとおりでございます。  補正事項の主な内容を申し上げます。  最初に、総務費の市庁舎維持管理経費530万円でございます。本庁舎の電気料につきまして、昨今の価格高騰に伴い、不足が見込まれることから増額するものでございます。同様にひまわりの館、消防庁舎、小中学校等の公共施設におきましても電気料を増額してございます。  次に、同じく総務費の過誤納還付金9,221万9,000円でございます。令和3年度の事業費確定に伴う国県支出金等を精算するための経費を計上するものでございます。主なものとしましては、障害者自立支援給付金負担金返還金1,774万9,000円、低所得ふたり親世帯支援給付金事業費補助金返還金2,383万2,000円、子ども・子育て支援交付金(児童福祉分)返還金1,477万8,000円でございます。  次に、商工費のフラワーパーク管理運営費835万円でございます。農産物直売所の一角に観光案内場を整備するための経費及び企業版ふるさと納税による寄附金を活用し、デジタルサイネージを購入するための経費等を計上するものでございます。  次に、土木費の上曽トンネル整備事業13億8,000万円でございます。上曽トンネル整備の進捗に伴い、整備費用の増加が見込まれることから委託費を増額するものでございます。また、年度内の事業完了が困難なことが見込まれるため、繰越明許費を設定するものでございます。  次に、教育費の小中学校校務用コンピューター整備事業680万6,000円でございます。企業版ふるさと納税による寄附金を活用し、各小学校に電子黒板を購入するための経費を計上するものでございます。  次に、人件費の補正につきましては人事院勧告等に伴うものでございまして、職員等人件費を3,311万4,000円増額するものでございます。  次に、議案第86号・令和4年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、今回の補正予算は、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ182万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ76億6,640万9,000円とするものでございます。歳出の内訳は、傷病手当金を増額するものでございます。また、人事院勧告に伴い、職員等人件費を増額するものでございます。  次に、議案第87号・令和4年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)、今回の補正予算は、予算総額の増減はなく、歳出におきまして光熱費高騰に伴い電気料を増額し、併せて一般会計繰出金を減額するものでございます。  次に、議案第88号・令和4年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)、今回の補正予算は、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ474万3,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ84億7,492万4,000円とするものでございます。歳出の主な内訳は、地域密着型介護予防サービス経費を増額するものでございます。また、人事院勧告に伴い、職員等人件費を増額するものでございます。  次に、議案第89号・令和4年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号)、今回の補正予算は、収益的支出を2,145万5,000円増額するものでございます。内訳は、光熱費高騰に伴う電気料の増額及び人事院勧告に伴い、職員等人件費を増額するものでございます。  次に、議案第90号・令和4年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第2号)、今回の補正予算は、収益的支出及び資本的支出を1,503万9,000円増額するものでございます。内訳は、光熱費高騰に伴う電気料の増額及び人事院勧告に伴い、職員等人件費を増額するものでございます。  次に、議案第91号・令和4年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)、今回の補正予算は、収益的支出及び資本的支出を941万7,000円増額するものでございます。内訳は、光熱費高騰に伴う電気料の増額及び人事院勧告に伴い、職員等人件費を増額するものでございます。  次に、議案第92号・石岡市行財政改革推進委員会条例を廃止する条例を制定することについて、本案は、石岡市行財政改革推進委員会を廃止するため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第93号・石岡市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、地方公務員法が改正され、地方公務員の定年が国家公務員と同様に令和5年度から段階的に65歳まで引き上げられることに伴い、本市職員の定年等について所要の改正をするため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第94号・地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を制定することについて、本案は、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例を改正するため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第95号・石岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を制定することについて、本案は、人事院勧告に伴い、これに準じて本市職員の給与等を改正するため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第96号・石岡市石岡駅西口交流施設条例を制定することについて、本案は、石岡市石岡駅西口交流施設を公の施設として設置し、当該施設に係る管理等について定めるため、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第97号・指定管理者の指定について、本案は、関川地区ふれあいセンターの指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第98号・指定管理者の指定について、本案は、三村地区ふれあいセンターの指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第99号・指定管理者の指定について、本案は、石岡市やさと農産物直売所の指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第100号・指定管理者の指定について、本案は、石岡市常陸風土記の丘の指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第101号・指定管理者の指定について、本案は、茨城県フラワーパークの指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第102号・指定管理者の指定について、本案は、石岡市ふれあいの森の指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  以上、提案いたしました各議案の概要でございます。十分ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 155 ◯議長(菱沼和幸君) 以上で説明は終わりました。             ──────────────────────  日程第7 陳情第13ないし陳情第15 156 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、日程第7、陳情第13・避難所の機能強化に向けた、太陽光発電設備及び大型蓄電池の設置に関する陳情ないし陳情第15・市立小・中学校における学校管理費の適切な予算に関する陳情の計3件を一括して議題といたします。  本件はいずれも今期定例会までに提出され、受理いたしました陳情でございます。その内容につきましては、お手元に配付いたしましたとおりでございます。  初めに、陳情第14・石岡市複合文化施設に関する陳情については、既に設置されている複合文化施設建設特別委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 157 ◯議長(菱沼和幸君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  なお、付託されました複合文化施設建設特別委員会は、会期予定表に示す日時に会議を開かれ、12月16日の本会議に文書をもって審査の結果を報告されるよう求めます。  次に、陳情第13・避難所の機能強化に向けた、太陽光発電設備及び大型蓄電池の設置に関する陳情、陳情第15号・市立小・中学校における学校管理費の適切な予算に関する陳情につきましては、併せて配付いたしました文書表に示すとおり、総務企画委員会及び文教厚生委員会に付託いたします。  付託されました総務企画委員会及び文教厚生委員会は、会期予定表に示す日時に会議を開かれ、12月16日の本会議に文書をもって審査の結果を報告されるよう求めます。             ──────────────────────  日程第8 休会の件 158 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、日程第8、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。明11月30日から12月4日までの5日間は、議事整理のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 159 ◯議長(菱沼和幸君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、12月5日、定刻午前10時から会議を開き、市政一般に関する質問を行います。  お疲れさまでした。                   午前11時58分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...